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錬金魔導万能の世界 大陸の西方に位置するこの地は、現在もっとも一般的な魔導体系、「錬金」の発祥の地です。 その技術は、遥か太古に存在した超文明「エンケ」の遺した遺跡を、発掘、解明することによって急速に進歩しています。 1千年以上前に、想像を絶する高度な錬金技術によって栄えた、超文明エンケ。 全文明圏を巻き込んだ最終戦争によって滅んだと言われています。 しかし現在でも各地に点在する遺産から発掘解読された「錬金魔導」の片鱗によって、 文明は再び高度な錬金魔導を得る事に成功しました。 |
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遺跡の守護者 錬金の圧倒的な力に人々は陶酔し、 それまで存在していた多くの魔導体系は無意味とみなされ、徐々に衰退していきました。遺跡の解明は進み、錬金魔導はより強固になりました。 人々は次々と野放図に遺跡を暴き、ついに禁断の聖域を発見しました。 聖域に封印されていたものは、錬金魔導究極の奥義、「王者の技」。 しかし人々がそれに手をつけようとしたとき、 禁断の聖域に眠っていた異形の者「エンケドゥキ」の封印が破壊されてしまいました。 異形の者の復活に呼応するかのように、各地で魔物達が眠りから目覚め、活動を開始しました。 |
操魂 徐々に世界を席巻する錬金魔導を受け入れることを拒み、隠れ里でひっそりと存続していた「操魂の民」。 それは錬金魔導の力と引き換えに人間が失ってしまった根源的な力。 「外」の人間が、もはや見ることが出来なくなってしまったものを見る力。感じる力。 一族は老練なる長「大老」に治められ、一族を絶やさぬべくつつましい暮らしを送っていました。 あるときその中に、一人の天才が現れます。 男は、強烈な向学心と常人離れした忍耐とを備え、やがて恐るべき力を扱えるようになりました。 男は、失われた秘術を次々に復活させ、賞賛を浴びます。 だが彼はすぐそれにも飽いてしまいました。 いつしか、「力」に酔いしれていたのです。 男は、外法とされる禁断の秘術にまで手を出し、それを制止しようとした大老を殺害してしまいます。 男はもはや得るものの無くなった里を見限り、更なる力を得るためいずことも無く姿を消しました。 |
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拳聖 天才に師事し、慕っていた少年がいました。 少年は若くして両親を失い、大老のもとで孫同然に育てられていました。 少年は、徐々に常軌を逸していく男の行動に気付きつつも、心のざわめきを無視しつづけました。 そして、男の外法によって全てを破壊されたとき、自らを偽ったことを後悔します。 二度と自分を偽るまい。 自分の信頼と、全てを裏切った男を追って、少年もまた里を飛び出しました…… |
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